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ロシアでビットコイン含む暗号通貨の発行、マイニング、流通に規制

ロシア国内での暗号通貨発行、マイニングおよび流通が規制。


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ロシアでビットコイン含む暗号通貨の発行、マイニング、流通に規制
ロシア国内での暗号通貨使用が規制。(Vitalij Fleganov)

ロシアであらゆる暗号通貨の使用が規制

ロシアの規制当局によると、ロシア大統領のウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン(Vladimir Vladimirovich Putin)氏との会合の後、ロシアでは暗号通貨が公式に規制すると発表した。

中央銀行と財務省は、今年末までに予定されているビットコインを含む暗号通貨の基本的な規制の枠組みを提供するための法案を提出するよう共同で協議するようだ。

プーチン大統領とロシア最高当局との間で暗号通貨に関する会議が行われ、最終的にロシア国内での暗号通貨取引を規制する決定が下された。

ロシアのAnton Siluanov財務相は「我々は、以下の点に同意した。国は暗号通貨を発行するプロセス、採掘のプロセス、流通のプロセスを規制すべきである。国はこの状況に立ち向かい、それを法的に規制すべきである」と述べており、暗号通貨の使用について公式に規制することを決定した。

(本文前に)簡単な3行まとめ

  • ロシアにて暗号通貨が公式に規制されると発表。
  • ビットコインを含む、全ての暗号通貨の発行、マイニング、流通のプロセスが規制される可能性がある。
  • 検察総長の事務所は暗号通貨をマネーサロゲート(代替通貨)とみなし、犯罪であると話している。

規制環境の構築が必要である

会合にはプーチン氏およびSiluanov氏のほか、中央銀行総裁Elvira Nabiullina氏、中央銀行副総裁Olga Skorobogatova氏、大統領補佐官 Andrei Belousov、そしてロシアで決済サービスを展開する企業QiwiのCEOであるSergei Solonin氏が参加した。

この会合でプーチン大統領は透明性の欠如等、暗号通貨に関連するリスクを認めた上で「国際的な経験に基づいて、この分野の関係を体系化し、市民、企業、州の利益を保護し、革新的な金融商品を扱うための法的保証を提供するための規制環境を構築することが必要だ」と話した。

暗号通貨を規制する法案を現在作成中

現在のところはビットコインを含むその他暗号通貨は、ロシアで規制されていないが、様々な政府機関がそれらを規制するための提案を提唱している。

中央銀行と財務省は共に、暗号通貨を規制する法案を別途作成している。

法案は10月に導入される予定だったが、規制当局間の合意が不足して延期された。

ただ、財務省は暗号通貨を合法化することを提案していたが、海外からの資金流出の制御喪失という理由によって中央銀行は合法化に反対。

その後財務省は暗号通貨のマイニングを行うマイナーの登録と暗号取引所のライセンス供与を提案したものの、プーチン大統領と会談した後になってSiluanov氏は財務省と中央銀行が協力して、暗号通貨を規制する基本法案を準備すると発表した。

同氏は「中央銀行とともに法案を準備するだろう。年末までに基本的な規制ポジションを決めることができる」と述べ「規制に関しては、財務省、中央銀行とRosfinmonitoring(ロシアの金融監視機関)が関わる」と明らかにした。

Nabiullina中央銀行総裁は「規制当局が暗号通貨の使用を研究しているが、詐欺やテロ資金供与などの使用リスクを見ている」と繰り返し述べており、検察総長の事務所は暗号通貨をマネーサロゲート(代替通貨)とみなし、ロシアでは代替通貨の使用は犯罪であると話している。

中国での暗号通貨規制に続き、ロシアもまた規制に大きく動き出している。

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