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Visaに引き続き、MasterCardがEEA外の暗号通貨カードを使用不可に

欧州経済領域外の暗号通貨デビットカードを排除。


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Visaに引き続き、MasterCardがEEA外の暗号通貨カードを使用不可に
MastercardがEEA外の暗号通貨カードをブロック。(popstencil)

Visaに続いてMasterCardも使用不可に

暗号通貨を使用したデビットカード(Debit Card)の登場によって、世界中で多くの人々が実際に暗号通貨を使って買い物を楽しむことが出来る。

しかし、以前に大手クレジットカード発行会社Visaが欧州経済領域(EEA – European Economic Area)外のあらゆる暗号通貨デビットカードの使用を停止すると発表した。

これは暗号通貨デビットカードの支持者(特にEEA外の人々)にとって非常に悪い結果であった。

それに引き続いて、今回はMasterCardがVisaと同じ決定を下すこととなった。

決定は即時ではなく、既存のカードは3ヶ月間使用可能だが、その後は自動的にブロックされる。

(本文前に)簡単な3行まとめ

  • 大手クレジットカード発行会社Mastercardが暗号通貨デビットカードを排除。
  • 以前にもVisaが同じ決定を下し、EEA外の顧客は暗号通貨デビットカードの使用が不可。
  • 既存のカードは3ヶ月間使用可能だが、その後は自動的にブロックされる。

スタートアップにも影響

VisaおよびMasterCardという世界有数のカード発行会社が欧州経済領域外の国々に対してカードのサポートを停止したことは衝撃が大きい。

MasterCardは現在も同様のアプローチを取っており、金融セクター全体に悪影響を与えるだろう。

これが意味することは、暗号通貨デビットカードのユーザーだけでなく、国際規模の暗号通貨カードを発行しようとする暗号通貨のスタートアップにも影響する。

例としてMasterCardのデビットカードを発行するAdvcashというサービスは、EEA外の国のユーザーにプラスチックカードや仮想カードを提供できないことを既に顧客へ伝えているようだ。

店舗での使用が今後難しくなる

先述した通り、EEA外の人々に属する既存のカードは90日間有効であるが、その後カードは自動的に対象となるカードをブロックする。

そのカードに残っている残高は、期限切れとなる前にカード発行者が全て使い切る、あるいは引き落としをしなければならない。

この決定は明らかにユーザーにとってメリットが無く、オンラインまたはオフラインの小売業者はビットコイン(Bitcoin)の支払いを直接受け入れることが非常に少ないため、暗号通貨デビットカードが使用不可になると、今後はビットコインおよびオルトコイン(Altcoin)を店舗で使用するのが厳しい状況になると考えられる。

ただ、EEAに属している顧客は今のところ使用に関して問題は生じておらず、EEA外の顧客はまだカードを使うことが可能だ。

しかし今回の決定によって、非EEAの顧客はこのようなカードの登録および使用が不可能になることから、やはり多大な影響を与えることに変わりない。

そして、大部分の暗号通貨デビットカードプロバイダは今後数か月で更に精査される可能性もあり、暗号通貨カードの更なる普及はしばらく遅延するだろう。

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